マンガ先進国に生きる(仮)

日本のマンガってよくできてます。

高木秀栄「喃風と空永」が第五回THE GATE大賞(モーニングNo.45)

表紙の上部に「空男」。
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ツジトモGIANT KILLING

清水戦が後半に突入。

同点に追いつかれ、攻め続けられる…。

誰が流れをかえるのか?

 

鈴ノ木ユウコウノドリ

旦那はもう、いてもいなくても同じだから。

大事なときには、全力でね。

 

糸川一成「空男ソラダン」

高卒からCAを目指す、主人公空賀カケル(くが かける)。

志望先の日本アイランド航空は、羽田〜大島・八丈島等の離島にのみ就航。

いよいよ面接へ向かう!

 

登場人物

九嶋(くしま)日本アイランド航空社長

七海(ななみ)CA

六郎木(ろくろぎ)パイロット

 

急いで生きてるぐらいでちょうど人並みになれるんですっ!

って、泣ける。

 

東元俊哉「テセウスの船」

子どもたちが飼っていたウサギが殺された。

そして…。

 

仔鹿リナ「八百森のエリー」

事故ったスナックエンドウをどうにかしようと、主人公たちが動く!

 

  • B品(訳あり品)
  • 取引数量最小化の原理

というキーワードがでてくるあたり、実はビジネス漫画なのか?

 

中島孝博「VS.アゲイン」

ダメな後輩、岸村はリベロ

分かれるんだよ。

大事な場面で打ちに行く奴と逃げる奴

ブロックを打ち抜こうとせず、フェイントでかわしたくなる気持ちはわかる!

 

いろんな選手が輝き出すって、初期の「GIANT KILLING」を思い出す。

 

三原和人「はじめアルゴリズム

私の中にもかつて火が灯っていた

数十年も昔の話だ

老数学者がかつての自分を思い出す。

 

高木秀栄「喃風と空永」

あらすじ 

山上空永は13年前の御前勝負で父の打った刀を破った笠原喃風のもとを訪れる。勝負に敗れ命を絶った父の無念を晴らすため、跡を継ぎ刀師となった自分との勝負を迫る空永。だが身を持ち崩した喃風は片腕を失くしていた。

 

刀を作る刀師(かたなし)の物語。

絵柄に迫力があり、執念が伝わってきた。

次回作に期待。