東村アキコ『雪花の虎』がいい。(ビッグコミックスピリッツNo.13)
表紙は、阿部華也子さん(22才)。
先週、ヤングマガジンと別れ、ビッグコミックスピリッツを読み始めた。
毎週、面白かった3本前後の連載を紹介する。
小林有吾『アオアシ』
対柏台商業高校戦。
出場はないと思っていた主人公、アシト。
監督の直感で後半から投入される。
手原和憲『ピーチ・ミルク・クラウン』
ラブコメ陸上もの。
甘酸っぱすぎて、コメントできず。
沖田☓華『お別れホスピタル』
初めて読んだが、笑っていいのやら…。
死の一番そばにある病院で
今日もドラマが生まれている
って、ドラマといえばドラマか。
東村アキコ『雪花の虎』
戦国時代、越後の虎と呼ばれた上杉謙信が、実は女だっという説に基づいてストーリーを描く本作。
今週はセンターカラー。
白い雪景色の前の虎、こと上杉謙信。
国を守る。それが彼女の戦い。
兄、長尾晴景との対比が鮮やかすぎる。見事としかいいようがない。
妹を守る。歴史に残らない戦い…それが彼の戦国だった
泣ける。ただ泣ける。