東元俊哉「プラタナスの実」は小児医療をどう描く?(ビッグコミックスピリッツNo.45)
まずはビッグコミックスピリッツ40周年おめでとうございます!
表紙は齋藤飛鳥さん。
東元俊哉「プラタナスの実」
「テセウスの船」で読者を恐怖させた東元氏が、小児医療を描くとは。モーニングからビッグコミックスピリッツへの移籍して取り組むテーマだけに期待大。
舞台は、川崎市立中央記念病院。
しゅじんこうは、理化学研究所からアルバイトで働く、鈴懸真心を(すずかけまこ)。
真子は母子と出会う。息子は以前、腹痛を訴え胃腸炎と診断された。だが、真子は気づく…。
息子を救ったのは、LINEに残した体調ノ記録というのがすごい!
スピリッツは現代社会ものに切り込むので面白い。
魚豊「チ。」
審問官ノヴァクの血塗られた日々。
息子ラファウの大学入学を控え、義父ポトツキのもとを訪れる。
みどりわたる「新しい足で駆け抜けろ」
義足の菊里は、かつてサッカーでコンビを組んだ武川に会う。
さて、現代社会ものか、歴史ものまで、ラインアップの揃ったスピリッツに期待!