新連載・大暮維人「化物語」始まる(マガジンNo.15)
表紙は新連載「化物語」
巻頭グラビアより連載漫画「先生、好きです」のコスプレコラボの写真が大きいのは読者も納得だろう。
さらに、夢みるアドレセンスの京佳さんがヒロインの市川さんのコスプレをして「せんせ!」と言ってくれる1巻発売記念イベントを行う徹底ぶり!
原作西尾維新/漫画大暮維人「化物語」
現代青春ノベルの金字塔を世界一の絵で!
マガジンにしかできない最高最興奮の新しい“物語”‼
というかなりの気合い。
登場人物
- 阿良々木暦:主人公らしい高校生。副委員長。
- 戦場ヶ原ひたぎ:ヒロイン(のひとり)。「病弱深窓令嬢タイプ」?文房具マニア?
- 羽川つばさ:委員長。
- 忍野メメ:おっさん?未登場
- ひたぎの後輩:未登場
- キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード:行き倒れの吸血鬼
さて、どうなるか。
安田剛士「DAYS」
残り時間は1分!
決まれば聖蹟は絶望的‼
梁山のFW碇屋のシュートを、聖蹟のGKが防げるか?
最後の
佐藤先輩‼佐藤‼佐藤‼鈴木‼
は爆笑。
森川ジョージ「はじめの一歩」
最終回に向けたクールダウンが続く…。
日向武史「あひるの空」
薮内円の少しだけ先の未来という、スポーツものには珍しい外伝的ストーリー。
悲劇を予感させる円の嘆き…。
新連載はどうマガジンを変えるのか、期待!
「二月の勝者」がセンターカラーで! #藤木由貴 (ビッグコミックスピリッツNo.15)
表紙は「日本一かわいいレースクイーン」藤木由貴さん。「逃げ恥」の動画を見た覚えがある。
小林有吾「アオアシ」
チームは先制点をあげるが、ついていけない葦人。
東村アキコ「雪花の虎」
虎のために戦った兄、長尾晴景。
降り積もる雪に潜む
新たな戦の種火
関東管領への道のりが開き始める。
高瀬志帆「二月の勝者」
今回のタイトルは「三月の転機」。
時代遅れの“受験の常識”を捨てよ‼
ドラゴン桜2と共通するメッセージ。
何事も「ほどほど」で大きな成果を得ることなどできませんからね…
うーん、成果の基準次第だが…。
中原裕「WILD PITCH」
ピッチャーながら好走塁で三塁打を決める、拓。味方の援護はなるか?
原作和田竜/漫画吉田史朗「村上海賊の娘」
激突する、織田水軍と毛利水軍。
戦国物が2作載ると、個人的な満足度は高い。
まさかの東大合格の切り札登場!『ドラゴン桜2』(モーニングNo.14)
表紙は『テセウスの船』
東元俊哉「テセウスの船」
自分のなかで連載が待ち遠しい漫画ベスト5まで、上昇中の本作。
哀切のクライムサスペンス
と名付けられているほど、先が読めない。
変えてしまった過去、
消えてしまった現在
未来はこの手で探し出す。
なんとも切ない表紙のコピーに対して、本編は厳しい。
お前はどこにいる?
追っているのか、追われているのか、わからない。
まもなく3巻が発売される。連載に追いつくチャンス!
ツジトモ「GIANT KILLING」
監督視点で展開するサッカー漫画。
いまは外国人の日本代表監督の発想を楽しむ。
三田紀房「ドラゴン桜2」
東大攻略の“切り札”
登場まで後10秒‼
まさか、まさかの切り札に驚いた。
そして、もうひとつのメッセージがすばらしい。
激変し続ける社会を生き抜くためには
機能的に生きていく…ということだ
今回は特に名言が多い。
中島孝博「VS.アゲイン」
展開が速く、あきさせない実業団バレーボール漫画。
仕事、バレーボール、実業団、複数の視点が絡み合って面白い。
今号の満足度、高い!
別の人生があったのか?『テセウスの船』(モーニングNo.13)
表紙はコウノドリ。
鈴ノ木ユウ「コウノドリ」
いま「出生前診断」を取り上げている。難しいテーマに取り組む姿勢に感嘆。
本作で、遺伝カウンセリングなるものの存在を知った。
ツジトモ「GIANT KILLING」
椿(夏木はおまけ)の日本代表選出のおかげで、代表監督の視点でサッカーを楽しめる。
三田紀房「ドラゴン桜2」
弁護士・桜木がテコ入れを始める、龍山高校に「東大専門コース」略称「東大専科」が発足。
生徒の東大に入れますか?の問いに
ああ 入れる 楽勝だ
と。気持ちいい一言だ。
東元俊哉「テセウスの船」
いま読んでいる連載漫画のなかで、屈指の緊張感のある本作。
タイムスリップから戻ってきた現代は、別の現代というまさかの展開。まさに目を離せない。
原作石ノ森章太郎、漫画真じろう、監修小林靖子「仮面ライダーアマゾンズ外伝蛍火」
まさか、Amazonプライム限定コンテンツのアマゾンズが漫画になるとは。
扉絵には「狩るのは誰だ。」。
「おまえは誰だ。」ではなく。
しかし、突然このストーリーでわかるのか?
中馬孝博「VS.アゲイン」
社会人バレーボールチームの立て直し物語。主人公、狭土は一度バレーボールを諦めたセッター。仕事との両立にもがく日々を過ごす。
「GIANT KILLING」とはまた違った意味でのチーム経営視点でのストーリー展開が面白い。
テセウスの船の予告篇
それでも足掻くしかない。
この言葉に尽きる。
梁山戦、残り2分が熱い『DAYS』(少年マガジンNo.13)
表紙は欅坂46の長濱ねるさん(20才)。
スペシャルインタビューのなかで新曲「ガラスを割れ!」を聴いて、驚いたという。
ぼくも驚いた。この選択を支持したい。
安田剛士「DAYS」
今週のマガジンはDAYSを読めただけで、満足。そう言っていい。
勝利へ…。戦う理由はそれだけでいい。
聖蹟ナインが攻め上がる巻頭ページに、浮かび上がるこのコピーの組合せで熱くなる。
さて、試合は試合終盤。聖蹟が3対3で梁山に追いつき、残り2分。選手たちの疲労も限界へ。
再度、梁山の天才FW碇屋が再びゴールを襲う!
目まぐるしく視点が変わりつつ、緊迫した試合が描かれている。
そして、最後のページが最高。次回が楽しみ。
森川ジョージ「はじめの一歩」
ボクシングを引退した一歩は、どう日常に戻っていくのか。
森川さんは何を伝えたいのだろうか。最後まで見届けたい。
日向武史「あひるの空」
インターハイ予選のベスト8進出を決めたクズ高。
選手たちは準決勝までに回復しきれるのか。
永椎晃平「星野、目をつぶって」
ただ……子どもが魂賭けて頑張ったことに
報いがないなんてつまらないだろう
このセリフ、最高。
こういう大人になりたい。
以上。