五等分の花嫁VS彼女、お借りします(少年マガジンNo.38)
表紙は、橋本環奈さん(1999年生まれ)。
新連載陣のバックアップも手厚い。
キャッチコピーは
- 「生徒は美少女の五つ子⁉」(「五等分の花嫁」)
- 「曲者揃いの仲間と共に、強力なタタリに立ち向かえ‼」(「血戦の九遠」)
- 「この秘密(レンタル)の行く末、誰にも読めない‼」(「彼女、お借りします」)
となっている。
それぞれ、
- 美少女押しでどこまで突っ走れるか
- 世界観がどれだけ浸透するか
- レンタル彼女という設定が浸透するか
課題を解決しようとしている。
3作品をくらべてみると、主人公に感情移入しやすい点で「彼女、お借りします」は強い。ヒロインの外見と性格の違いでストーリーを回し続ける「五等分の花嫁」は、どう変化をつけていくのか、期待。
退治ものという鉄板ストーリーながら、戦闘シーン以外のシーンでどう意外性や盛り上がれるか。
特にヒロインの魅力が問われる「五等分の彼女」と「彼女、お借りします」のどちらが読者の支持を得るか、気になる。
前者は、非現実的かつ典型的なキャラクターのパターン。後者は現実的。さてどうなるか。
クリシュナとの決勝の終盤、追い上げる丸尾。
ここからはどっちがどれだけ一瞬先の未来を描けるかの勝負
相手の読み合いになっている。
スポーツもので、どちらが勝つか、まったくわからない。すごい試合。
和久井健「東京卍リベンジャーズ」
友のために、勇気をふりしぼれるか⁉
猪ノ谷言葉「ランウェイで笑って」
主人公がファッションモデルとファッションデザイナーという、少年誌としてはかなりの冒険。どうなるか。
安田剛士「DAYS」
後半12分で0-3。
どんな逆転劇が起こるか、起こらないか、楽しみ!
番外編
トヨタ「プリウスPHV部品を女神化 真島ヒロ作 デュアルモーター」
マガジンの人気連載陣とのコラボだが、まさかプリウスの部品をキャラ化するとは!
若年層のクルマ離れ対策といえなくもないが、企画を通した担当者がすごい!
こういういい遊びは広告ならでは!